社会が苦手

ひとりごと

「私は社会が苦手なので」

この文章を見た時、アナタはどう受け取りますか?

というのが今日のテーマ。

この謎の問いかけの発端は、インスタグラム。私が特に意識もせず投稿を流し見していると、不意に

社会が苦手なので

という文字列が目に飛び込み、その瞬間私は

「誰かがメンタルを病んでいる!大丈夫か!?」

と反応した。

「社会って大変だよね、分かるよ!」

そんな気持ちで投稿をちゃんと見てみると

その投稿は、わが町のご当地中高生アイドルグループのもので、メンバー2人の自撮りと共に、学校のテスト勉強を頑張っています!という内容のものだった。

なるほど。

つまりここで言う社会が苦手とは、学校で教わる教科の社会があんまり得意ではないと言う意味であり、

私の頭に浮かんだ

社会=複数の人びとが持続的に一つの共同空間に集まっている状態,またはその集まっている人びと自身,ないし彼らのあいだの結びつき(コトバンクより)が苦手

という意味ではなかった。

「あぁ、良かった。」

と思って安心した後、なんともいえないザラついた感情が湧き上がってきた。

病んでいるのは私かもしれない。。。

「社会が苦手」という文字列を、瞬間的に「社会に馴染めない」と解釈した。

この事実を直視したくなかった。。。

というと大袈裟に聞こえますが、私は元気です。

ただ思い返すと、私は学生の頃は文系科目が苦手で社会が苦手だったし

31歳になった今も、人との交流を避けるきらいがあり社会が苦手である。

つまり

「使う人によって同じ文の意味が変わるっておもしろ!!!」ってなったと同時に

「意味が変われど、私はずっと社会が苦手なのか!せつない!」となったわけです。

面白い、と、切ない、のダブルパンチをもらえたコスパの良い投稿でした。

ちなみに大人になるにつれ、歴史や社会についての本を多少読むようになり、教科としての社会への苦手意識は減ってきている。

が、しかしまだ社会への苦手意識の方は減る気配はない。とゆうか、もうこの性質はどうしようもないと気づき減らそうともしていない。笑

以上、社会との関わり方を、不意にインスタグラムに突きつけられた話でした。

私はこれからも社会が苦手で生きていく所存です。よろしくお願いします。

また「社会が苦手」のように、使い手によって意味が変わるなぁ、って文が他にあったら是非コメントしてもらえると嬉しいです。

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